MC011 低電圧対応デュアルシリアルモータコントローラ
このモータコントローラは、Pololu社のデュアル シリアル モータ コントローラの低電圧版で、特に1.5~6Vで動く高性能な低電圧の小型モータ用に設計されたものです。これらの小型モータは低電圧で動くので高電流を必要とし、モータを制御するのが難しくなっています。組込み済みのモータドライバのほとんどは、低電流、低電圧モータ用(CDプレーヤーやカメラなどに内蔵されているものなど)または、6V以上で動く高電圧モータ用に設計されているのが現状です。このモータコントローラを使えば、高性能なロボット用に新たな分野のモータの導入を検討することができます。
このモータコントローラは、最低モータ供給電圧がなく、完全に放電するまでモータをシングルセル電池から使い切ることが出来ます。主な用途は、2~5つのニッカド電池やNi-MH電池を、放電サイクルの間中使うことができるというものです。モータコントローラは、ヒートシンクなしで、各チャネルに最大5Aまで連続して供給することができ、デュアルシリアルモータコントローラのように、シングル負荷に最大10Aまで供給するよう、2つの出力チャネルを連結することができます。小型のマブチモータ(タミヤのギアボックスなどで使われているものなど)の多くは、2~4Aの範囲で失速電流を持っているので、モータの動作能力の限界まで駆動することができます。
モータ供給に加え、コントローラは独立した3.0~5.5Vのロジック供給電圧を必要とします。このロジック供給電圧は、モータ供給電圧より高くても低くても構いません。2つあるいは3つのセルを使い切りたい3Vのモータが、5Vのロジックを持っている場合など、この特性は有益です。両方の要求(通常は3つあるいは4つのセルを指す)を満たすシングル供給の場合、モータコントローラはシングル供給の電源を切ることができます。各モータは、モータ供給なしで点灯する対応した一組のLEDを持っており、ロボットがおかしくなる前に、プログラムのミスを発見することができます。 9ピンモジュールは、ピンとコードについてPololu社のマイクロ デュアル シリアル モータ コントローラと互換性がありますので、現在持っているロボットをより高性能なものに簡単にアップグレードすることができます。この商品は、惰性で進むことを除き、マイクロモータコントローラの特長をすべて兼ね備えていますので、速度を正回転るいは逆回転方向に0と設定すると制動を引き起こします。
- 注意事項
このモータコントローラは、動作中とても熱くなることがありますので、動作中のユニットには細心の注意を払ってください。ヒートシンクは性能を向上させますが、必要とされるものではありません。また過電流あるいは適正温度を超えた場合にシャットダウンするという機能はありません。モータコントローラに逆極性の電池を使ったり、電流を取り込み過ぎたりすると、致命的な(永久的な)ダメージを与えることになります。 大電流を使う場合には、できるだけ太くて短いワイヤを使ってください。ノイズを制限し、他の電子機器と連動するようにするためには、使おうとするモータと、リード線の間に0.1uFのコンデンサー挿入してください。また、電池は使用する電流量を供給できるようにしてください。通常、約5分間の動作時間となる10Aを使用するのに少なくとも1A/hourの容量が必要になります。
- 仕様
- PCBサイズ.............. 2.54センチ×2.29センチ
- モータポート............. 2
- スピード................... 正回転・逆回転(127分解能)、停止
- 最大電流................. モータ2個の場合 各5A、モータ1個の場合 10A
- モータ電圧.............. 0 - 7V
- ロジック電圧............. 3 - 5.5V
- PWM周波数........... モータ2個の場合 600Hz、モータ1個の場合 750Hz
- シリアル通信速度..... 1200 - 192000(自動検出)
- 米国Pololu Corporationの製品です.
- 英語版ガイドブック(461k PDF)
